しみ・しわの原因にもなる間違ったスキンケアの弊害
若い時期は皮脂の分泌が盛んであったためニキビやあぶら症対策のため頻繁に洗顔をしていたと思います。
洗顔ブラシを使ってクレンジングフォームを泡立てて念入りに洗っていた方も多いと思いますが、年齢を重ねても今まで通りの洗顔を続けていると、それこそうるおいのないカサカサのお肌になってしまう恐れがあります。
身体も同じです。
タオルやスポンジで体をゴシゴシ洗うとたくさんの垢が洗い落とされます。
こんなに垢がたくさんあったのかと、より一層ゴシゴシ落とし、一時流行ったアカスリなどでナイロンタオルを使って角質を落とすなどと、とんでもない事を当たり前にやっていた方もいらっしゃるでしょう。
垢だと思って一生懸命落としていたものこそ皮膚の保護膜なのです。
皮膚の保護膜は、紫外線や菌から私達を守ってくれているのに、必要以上に洗うことにより、わざわざその保護膜を洗い落としてしまっているのです。
これを長く続けているとさまざまな皮膚のトラブルがおこります。
皮膚の保護膜
保護膜を洗い落としてしまったことにより紫外線が皮膚を透過しやすくなりしみができやすくなります。
ナイロンタオルなどでの擦り過ぎで色素沈着がおこります。
洗いすぎによる乾燥で皮膚炎をおこし、それを掻いたりするとさらに色素沈着の恐れがあります。
また、乾燥によるしわも軽視できません。
肌の汚れはお湯で洗うだけでほとんど落とす事ができるので、毎日ソープを使う必要はありません。
また、洗うときは手でやさしくこするだけで充分です。
メイクを落とすのも必要以上に洗い過ぎないように注意しましょう。
肌は年々確実に衰えていきます。
アンチエイジングの治療はそれをいかにくい止めるかの知恵の結集です。
既にできてしまったしみやしわは治療が可能な段階でなんとかすることができます。
治療の種類も幅広く即効性のあるものや、ダウンタイムを生じないものまで、いろいろあります。
賢く選んで若さを保ちましょう。
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